ロトブラシ2の使い方。被写体を切り抜く方法 | After Effectsチュートリアル

After Effectsの「ロトブラシ2」で動画の被写体を切り抜く方法を解説します。ロトブラシ2とは、Photoshopでいうところの自動選択ツールの様なツールで、被写体をなぞるとある程度自動で切り抜きができます。動画素材によってはパスで切り抜くよりも簡単に効率的に切り抜きができます。

ロトブラシ2で切り抜く方法

新規コンポジション作成し素材の準備

コンポジションを作成する時のフレームレートは映像素材に合わせます。ズレているロトブラシが正常で機能しません。

素材を読み込みます。

「フル画質」を選択します。画質を1/2や1/4等に落としてしまっているとそれを元に解析されるので精度が下がってしまいます。

切り出したい部分をだけにクロップします。(Cmd + shift + D)

ロトブラシを選び、プレビュー画面でダブルクリックしソースモニターを開きます。

ロトブラシで切り取り

ブラシ(option + w)で太さを調整します。

ロトブラシで被写体をざっくりなぞると自動で範囲選択してくれます。

はみ出してしまった部分は、optionキーを(win:alt)押しながらなぞると消すことができます。

髪の毛や動物の家など境界線があいまいない部分は「エッジを調整ツール」でなぞると自然な切り取りができます。

再生(スペース)すると解析が始まります。解析が終了している箇所は緑のバーで表示されます。

修正

ロトブラシは、ベースフレームから順番に解析されます。

解析後に修正する場合、最初に範囲選択がズレたフレームから修正します。

修正が完了したら「フリーズ」ボタンで確定します。

 

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