After Effects で海外製のエクステンションやテンプレートを使っているとエクスプレッションエラーにより正常に動作しないことがあります。エクスプレッションエラーが発生したときの対処方法を解説します。
After Effects エクスプレッションエラー
海外製のエクステンションやテンプレートを使っていると「このプロジェクトにはエクスプレッションエラーがあります」などエラーメッセージが表示され正常に動作しないことがあります。
これは、英語版のAfterEffectsで作成されたエクスプレッションやテンプレートを、日本語版で読み込んだ時に起こるエラーです。

海外製のエクステンション「animation composer 3」でのエラー表示例
エクスプレッションエラーの対処方法
エクスプレッションエラーの対処方法は大きく分けて3とおりです。
- 英語版のAfterEffectsを使用する
- エラー箇所を修正する
- エクスプレションエラー修正のAfter Effectsスクリプトを導入(ExpressionUniversalizer 4など)
英語版のAfterEffectsを使用する
英語版のAfterEffectsを使用するとエクスプレッションエラーが起こりません。
- ファイル名で「ae_force_english.txt」のテキストファイル(中身は空でOK)を作り「書類フォルダ(Macの場合)」「ドキュメントフォルダに(Winの場合)」に保存します。
- AfterEffectsを起動すると英語で表記に変わってします。
- 再び日本語に戻したい時は、ファイルを削除するか、一部名前を変更しておきます。
エラー箇所を修正する
エラーメッセージが確認しエラー箇所を修正すること解消されます。ただし、エラーが発生する度に修正作業が必要となります。
- ウィンドウで エラー表示があることを確認し、虫眼鏡アイコンをクリックします。
- タイムライン⚠️をクリックします。
- エラーを内容を確認します。
エクスプレションエラー修正のAfter Effectsスクリプトを導入(ExpressionUniversalizer 4など)
エクスプレションエラー修正のAfter Effectsスクリプトを導入します。ただし導入しても必ずしも解消されるわけではありません。
ExpressionUniversalizer 4 – フラッシュバックジャパン