AfterEffects の標準エフェクト「CC Snowfall」を使って雪を降らせる方法を解説します。
AfterEffects CC Snowfall で雪を降らせる方法
1.新規平面レイヤーを作成
平面の作成
2.エフェクト&プリセットからCC Snowfall適用
追加したレイヤーに「エフェクト&プリセット」から「CC snowfall」を適用します。「Composite With Original」のチェックを外すとプレビューにパーティクルが表示されます。
※エフェクト&プリセットが表示されていない場合、上部メニューの「ウィンドウ > エフェクト&プリセット」から開きます。
3.エフェクトの調整

エフェクトコントロールパネルから数値を変更することで雪の大きさ、量、速度などを調整できます。
・Flakes:雪の量の調整
・Size:雪のサイズを調整
・Variation % (Size):サイズのバリエーションを調整
※100%でもっとも多いバリエーション
・Scene Depth:深度の調整
・Speed:落下スピードの調整
・Variation % (Speed):落下スピードのバリエーションを調整
・Wind:風の調整
※0風無し、+左からの風、ー右からの風
・Variation % (Wind):風のバリエーション調整
・Spread:雪の広がり(密度)の調整
・Wiggle:雪の揺れを調整
・Coler:色の指定
・Opacity:色の透明度の指定
・Transfer Mode:描画の指定
ポイント
カスタムしたエフェクトの設定は「アニメーションプリセット」として保存しておくと、他のプロジェクトで使い時にも簡単に呼び出すことができます。エフェクトを選び、メニューからアニメーション > 「アニメーションプリセットを保存」で保存します。 関連:After Effects アニメーションプリセットの作り方
活用例1:時間経過とともに雪の量を変化させる
エフェクトコントロールの項目にはキーフレームを打つことができます。例えば、時間経過とともに雪の量を増やす場合、Flakesでキーフレームを打ちます。

活用例2:雪を舞い上がるせる方法
スケールを表示し、リンクのチェックを外し、「-100%」にすると雪を舞い上がります。

Mac:S Win:S
活用例3:立体感を出す
レイヤーを複数つかうことで、より立体感を演出できます。レイヤーを複製し、手間のレイヤーのスケールを大きくし(例:500%)、奥のレイヤーよりもスピード(例)をあげます。

書き出し
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Adobe Media Encoder のエンコーディングキューにコンポジションを追加
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