AfterEffects CC Particle World の使い方

AfterEffects CC Particle World

  1. 平面の作成
    平面の作成のショートカットキー
    Mac:⌘ + Y
    Win:ctrl + Y
  2. 追加したレイヤーに「エフェクト&プリセット」から「CC Particle World」を適用します。するとプレビューにパーティクルが表示されます。エフェクトパネルが表示されていない場合、上部メニューの「ウィンドウ > エフェクト&プリセット」から開きます。
  3. エフェクトパネルから各種パラメーターを調整します。
    エフェクトパネル表示のショートカットキー
    Mac:F3
    Win:F3

    【例】
    Birth Rate(パーティクル発生量):0.5

    Longevity(sec)(パーティクルの発生時間):5秒
    Producer(パーティクルが発生位置と大きさの調整)
    ・Radius X:1、Radius Y:1、Radius Z:1
    Physics(パーティクルの物理演算)
    ・Animation「Cone Axis」、Velocity:0.1、Gravity(重力):0、Resistance(空気抵抗):0.5
    Particle > Particle Type(パーティクルの形状)から「Les Convex(凸レンズ)」を選ぶ
    ・Birth Size:0.05、Death Size:0.05

作ったエフェクトはアニメーションプリセットとして保存しておくと、他のプロジェクトで使いたい時呼び出すことがきます。

関連記事:After Effects アニメーションプリセットの作り方

AfterEffects CC Particle World パラーメータ

Birth Rate パーティクル発生量を調整

Longevity(sec)パーティクルの寿命を調整(消えるまでの時間)

Producer パーティクルが発生位置と大きさの調整

・Position X X座標の位置を設定
・Position Y  Y座標の位置を設定
・Position Z Z座標の位置を設定
・Radius X  X方向への大きさの設定
・Radius Y  Y方向への大きさの設定
・Radius Z  Z方向への大きさの設定

Physics パーティクルの物理演算

・Animation 動きの種類を選択できる
・Explosive すべての方向に均等にパーティクルがでる
・Direction Axis [Direction]での設定した軸に応じてパーティクルがでる
・Cone Axis [Direction]での設定した軸に応じて円錐状にパーティクルがでる
・Viscouse すべての方向に均等に噴き出すが[Extra]によって速度が変化
・Twirl 一定方向に回転しながら噴き出すが[Extra]によって速度が変化
・Twirly ランダムに回転しながら噴き出すが[Extra]によって速度が変化
・Vortex 上と横に広がりながら噴き出す
・Fire 炎のように立ち昇る
・Jet Sideways [Producer]の移動に合わせて変化するので、[Producer]にキーフレームを打ちコントロール
・Fractal Omni フラクタルモデルによる計算された広がり
・Fractal Uni 激しく噴き出す

・Velocity パーティクルの発生速度の調整
・Inherit Velocity % パーティクル発生時の速度の維持を設定
※[Position]をキーフレームでアニメートしている場合に有効
・Gravity 重力の強さを設定
・Resistance 空気抵抗を設定
・Extra
・Extra Angle
・Floor
・Drection Axis
・Gravity Vector

Particle パーティクルの形や大きさ、色の設定

・Particle Type パーティクルの形を選択
・Line 線状
・Star 星の形
・Shaded Sphere 外側が暗い球
・Faded Sphere 外側をぼかした球
・Darken&Faded Sphere 外側を暗くぼかした球
・Bubble 内側をぼかした球(しゃぼん玉のようになる)
・Motion Polygon ポリゴン
・Motion Square 四角のポリゴン
・TriPolygon 三角のポリゴン
・QuadPolygon 四角のポリゴン
・Textured TriPolygon 「Texture Layer」で選んだ素材 を反射した三角形の3dポリゴン
・Textured QuadPolygon 「Texture Layer」で選んだ素材を反射した四角形の3dポリゴン
・Tetrahedron 四面体
・Cube 立方体
・Lens Convex 凸レンズ
・Lens Concave 凹レンズ
・Lens Fade 外側をぼかしたレンズ
・Lens Darken Fade 外側を暗くぼかしたレンズ
・Lens Bubble 内側をぼかしたレンズ
・Textured Square 「Texture Layer」で選んだ素材を反射した四角形のポリゴン
・Textured Disc 「Texture Layer」で選んだ素材を反射した円形のポリゴン
・Textured Faded Disc 「Texture 」で選んだ素材を反射した外側をぼかしたポリゴン

・Texture パーティクルのテクスチャを設定できる
・Texture Layer  テクスチャとして使用するレイヤーを選択
・Scatter  テクスチャとして表示されるイメージのばらつきを設定
・TextureTime
・Align to direction

・Rotation Speed 3Dポリゴンの回転の速度を設定
・Initial Rotation 3Dポリゴンの回転のばらつきを設定
・Rotation Axis 3Dポリゴンの回転方向を設定
・Birth Size パーティクルが発生する時の大きさを設定
・Death Size パーティクルが消滅する時の大きさを設定
・Size Variation パーティクルの大きさのばらつきを設定
・Max Opacity パーティクルの不透明度の最大数値を設定

・Color Map パーティクルの色を設定
・Custom 「Color Map」で設定した色を表示される
・Brith to Death  「Birth Color」「Death Color」で設定した色が表示
・Origin to Death レイヤーの色から「Death Color」で指定した色へ変化
・Birth to Origin 「Birth Color」で指定した色からレイヤーの色へ変化
・Origin Constant 発生時のレイヤーの色を維持
・Birth Color パーティクル発生時の色
・Death Color パーティクル消滅時の色

・Custom Color Map パーティクルの発生から消滅までの色の変化を段階的に設定可能
・Volume Shade(approx.) パーティクルの陰影を設定
・Transfer Mode パーティクル同士が重なった際の表示方法を設定
・Composite 重なった部分もそのまま
・Screen 重なった部分はスクリーン表現
・Add
・Black Matte 全体的に暗くなる

Extras その他のオプション

Effect Camera カメラの位置を設定
・Distance  カメラと画面の距離
・Rotation X  X座標のカメラ位置
・Rotation Y  Y座標のカメラ位置
・Rotation Z  Z座標のカメラ位置
・FOV  カメラの視界

・Depth Cue カメラと距離のあるパーティクルの表示設定
・Type 「None」「Fade」「Fog」から選べる
・Distance  上記で「Fade」「Fog」を選択した場合の、その影響の度合いを設定
・Fog Color 「Fog」の色の設定

・Light Direction ライトの方向性をX.Y.Zそれぞれ設定できる
・Hold Particle Release パーティクルが落下するまでの時間を設定
・Composite With Original オンにすると元のイメージと合成することができる
・Random Seed パーティクルのランダム値を設定できる

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