After Effects アニメーションプリセットの使い方を解説。独自設定したキーフレームやアニメーターを簡単呼び出し

After Effects では標準で「アニメーション&プリセット」が備わってします。アニメーションプリセット(.ffx)を使うと自作したキーフレームやエフェクトを読み出し、ドラッグ&ドロップで一瞬で適用できます。この記事ではアニメーションプリセットの作り方を解説します。

After Effects アニメーションプリセット

After Effectsのアニメーションプリセットとは、独自に設定したキーフレームやアニメーターを簡単呼び出して活用できる便利な機能です。1度作っておけば、別のレイヤーやプロジェクトでも簡単に呼び出して再活用できます。

  • キーフレームの保存
  • レイヤースタイルの保存
  • エフェクトの保存
  • アニメーターの保存
  • エクスプレッションの保存
Presetsフォルダの場所
Mac:Adobe After Effects 2021 > Presets >
Win:Program Files\Adobe\Adobe After Effects CC\Support Files\Presets

キーフレームの保存と呼び出し| アニメーションプリセット

キーフレームの適用

キーフレームを設定します。

キーフレームの保存

メニューからアニメーション > 「アニメーションプリセットを保存」を選びます。名前をつけて保存します。

キーフレームの呼び出し

「エフェクト&プリセット」パネルから、保存したキーフレームのアニメーションプリセットをドラッグ&ドロップ または ダブルクリックで適用します。

レイヤースタイルの保存と呼び出し | アニメーションプリセット

レイヤースタイルの適用

レイヤーを選択し、メニューからレイヤー > レイヤースタイル > 適用したレイヤースタイルを選びます。

レイヤースタイルの保存

メニューからアニメーション > 「アニメーションプリセットを保存」を選びます。名前をつけて保存します。

レイヤースタイルの呼び出し

エフェクトの保存と呼び出し | アニメーションプリセット

エフェクトの適用

エフェクトを適用します。

エフェクトの保存

メニューからアニメーション > 「アニメーションプリセットを保存」を選びます。名前をつけて保存します。

エフェクトの呼び出し

「エフェクト&プリセット」パネルから、保存したエフェクトのアニメーションプリセットをドラッグ&ドロップ または ダブルクリックで適用します。

アニメーターの保存と呼び出し | アニメーションプリセット

アニメーターの適用

アニメーターの保存

メニューからアニメーション > 「アニメーションプリセットを保存」を選びます。名前をつけて保存します。

アニメーターの呼び出し

「エフェクト&プリセット」パネルから、保存したアニメーターのアニメーションプリセットをドラッグ&ドロップ または ダブルクリックで適用します。

エクスプレッションの保存と呼び出し | アニメーションプリセット

以下は、入力文字に合わせて自動でサイズ変更するエクスプレッションの例です。通常であればメモ帳等にエクスプレッションの書き方を保存しておいて、各項目に貼り付ける必要があります。

エクスプレッションの設定

エクスプレッションの保存

プリセットにしたい項目を選びます。(今回の例はサイズと位置)

メニューからアニメーション > 「アニメーションプリセットを保存」を選びます。名前をつけて保存(保存名の例:テキストボックス)します。

エクスプレッションの呼び出し

テキストツールで文字を入力し、レイヤーを名を「text」にします。(エクスプレッションで参照レイヤーを s=thisComp.layer(“text”) と記述している為)

次に長方形ツールでシェイプレイヤーを作成し、テキストレイヤーの下に並べます。

シェイプレイヤーを選択します。「エフェクト&プリセット」から、「テキストボックス」をドラッグ&ドロップ または ダブルクリックで適用します。

 

 

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