AfterEffectsで、切り抜いた文字に飛び込む動画を作る方法を紹介します。オープニングやトラジンション(カットの切り替わり)などで使うのにおすすめです。
切り抜いた文字に飛び込む動画の作り方
動画、平面レイヤー、テキストの追加
動画を追加します。

平面レイヤー(Cmd+Y)を追加します。今回はエフェクト「CC Vignette」を追加して四隅を少し暗くしてました。
テキストを追加し、中央に配置します。切り抜いた時に動画も見えるようフォントはBold(太字)が合います。
「アルファ反転マット」で切り抜く
平面レイヤーのトラックマットの中から「アルファ反転マット」を適用します。
※トラックマットの行が表示されていない場合「スイッチ/モード」をクリックし表示されます。
関連:トラックマットの使い方。アルファマット・ルミナンスキーマットの違い
テキストと平面レイヤーを3Dレイヤーにします。
テキストにモーションブラーかけると動きに躍動を出すことができます。
「カメラ」と「ヌルオブジェクト」の追加
カメラを追加します(shift+Opt+Cmd+C)
ヌルオブジェクトを追加し(shift+Opt+Cmd+Y)、3Dレイヤーにします。
「カメラ」の位置を開き(P)コピー(Cmd+C)し、「ヌルオブジェクト」に貼り付け(Cmd+V)ます。
「ヌルオジェクトを親に「カメラ」を子にします。
文字に飛び込むアニメーションの設定
ヌルオブジェクトにキーフレームを打って動きを作っていきます。
Z軸にキーフレームを打って拡大します。くぐるところでテキストが中心にない場合、X、Yの数値を変更し調整します。
キーフレームを範囲選択しイージーイーズをかけます(F9)
グラフエディター(F3)を開き、速度グラフを表示し動きに緩急をつけます。
背景動画の設定
Zの数値を動かし奥に配置します。
背景動画を奥に配置したことで端が切れてしますのでスケールで調整します。